ポンペオ演説と習近平の恐怖
中国共産党を真正面から批判したポンペオ国務長官の演説は、歴史的で使命感に満ちた素晴らしい出来でしたね。（２０２０年７月２３日 ニクソン大統領図書館にて）
まず、画期的だったのは、中国国民と中国共産党を切り離し、中国の14億の国民が一党独裁、今や習近平独裁の政治に自由を奪われいることを世界に示したこと。これがとんでもなく素晴らしいことでした。
この演説に対して、習近平が可笑しくも反論しています。9月3日、抗日戦争勝利記念75周年の座談会での内容ですが、これがまた、ひっくり返るくらいの陳腐な反論でして、
「いかなる人も、いかなる勢力も、中国共産党と中国国民を切り離して対立させようとする企てに対して、中国人民は決して承諾しない！」
習近平さん、ポンペオさんの演説を良く読んでいないらしく、再び自分が、あるいは中共が人民を代弁していると言っていますが、皆さん、ご存知のように中国共産党というのは、国民が存在せずに人民がいて、選挙権も無いし当然選挙もないわけで、国民をどうやっても代弁できない組織でしたね。「中国人民は決して承諾しない！」と力を込めて何度も言っていますが、これを詭弁というのですよ。そう、論理が壊滅しているのです、独裁者のアホ丸出しの良い例だと思うんだけどね。
14億人中6億人が月収15千円だと李克強首相が明白に発表したように、半分に近い人々が貧困に喘ぎ、水害や旱魃、虫害などで国民の飢えが始まっているというのに、一帯一路の札束で小国の面の皮をひっぱたいて言う事を聞かせようと、あるいは他国の領域の岩礁を埋め立てて、大がかりな基地を作ったり、国境線を広げたりしている中共のトップが、国民を代表しているわけがないでしょうに。中国人の皆さんは基本的にとても善良なんだから。
あんたら、人の命を何とも思わずに、臓器狩りで党員は皆金持ちなり、スイス銀行に預金して、外国のパスポートを金で買っているらしいじゃないですか? 習近平さん、まさかあなたはそんなことしてないですよね。やっているのは、江沢民とその一族に、あなたの周りに群がる中共幹部の連中ですよね。
おまけに、あなたが突然言い出した、食事の無駄を減らせなんて、6億人が食べるのにも窮しているのに、どの面さげていえるんですかね。
冷静な人なら、一国二制度という甘い言葉が噓だったことが、香港でバレてしまい、さらには尖閣も台湾も沖縄も中国領土だと主張する人は気が違ったんですかと尋ねるほかなく、こんなこと言い出せるのはアホか馬鹿だけでしょう? 違いますかね?
呆れて物も言えない状態を作ろうという深謀でしょうか?
我々は習近平という一人の人間の心の動き見ることができますよ。
あなたが強引に「中国人民は決して承諾しない！」と詭弁を弄するのはなぜか? あなたが中国共産党の滅亡を予感しているからに他ならないからでしょう? 恐怖が詭弁を語らせているのです。そもそも、共産党という組織は、毛沢東の時代から、恐怖を管理の常套手段にしてきたわけですからね。
中国の上空に小さな人工衛星を打ち上げて、その衛星にインターネットの機能を持たせて、世界のネットやSNSにつながるようにするだけで、14億の中国人はいったい外の世界で何が起こっているかを知り、真実を知ってしまうのです。
真実を怖がり、それを隠そうとする団体は、いったい何なので? あなたの母親は、そんなあなたになるように望んで育てたんですかね?
人工衛生なんて大げさなものを使わなくても、他のIT技術で中共がほどこしたブロックを破壊、解除することも可能らしいですね。,
あなたがた、中国共産党という団体を潰すには、軍隊や戦争はいらないのです。真実を知らしめるだけで、あなたたちは存在できなくなるのですよ。
あなたはそれを心から恐れていのでしょう?
そうです。その何かを恐れる心を今まで悪用して中共という組織を維持してきた報いが、今、やっと、やって来たというわけですね。
それをじっくり味わってくださいな。
