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エポックタイムズ社に連載掲載された小説、『千代能比丘尼物語』

千代能比丘尼物語 

2023822

22:42

千代能比丘尼物語 

【長編連載小説】 千代能比丘尼物語 第一回

【長編連載小説】 千代能比丘尼物語 第一回

鎌倉時代臨済宗尼僧、安達千代能(ちよの)が、「千代能が抱く桶の底ぬけて 水たまらねば 月もやどらず」そう、自らの悟りを謳ったと言う。水桶に写る月とは、いったい何の暗示なのか?  すでに知っている読者もいるかも知れないが、もし本当の自分の自分が出現すれば、この世界は水面に映った月のようなものかも知れない。 

 

【長編連載小説】 千代能比丘尼物語 第二回

【長編連載小説】 千代能比丘尼物語 第二回

修練とはなんのためなのか? 自らの過去を捨て去るために出家する千野陽だ。

 

【長編連載小説】 千代能比丘尼物語 第三回

【長編連載小説】 千代能比丘尼物語 第三回

美しい女がいては修行ができぬと? そういわれた千代能は自らの顔を火箸で焼く。

 

 

【長編連載小説】 千代能比丘尼物語 第四回

【長編連載小説】 千代能比丘尼物語 第四回

顕日が自分の怒りを捕まえたときも、最初、怒りは顕日そのもので、怒りの中に顕日がいた。怒りと顕日は同じものだった。だが無学老師の巧みな誘いと受け流しで、ふとした切欠が生まれ、顕日はその自分そのものであると思い込んできた怒りを、奥に隠れていた見知らぬ自分が、照らし見ている事に気づいたのだ。その者を仏の宿り主と答えた。あたかも眠っていた自分の本体が、束の間、目覚めたようであった。

2023/07/09 畑三四郎

 

【長編連載小説】 千代能比丘尼物語 最終回

【長編連載小説】 千代能比丘尼物語 最終回

さて、千代能の悟りとは?